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ロイヤルスタジオ浜線店



可愛いショップのようなフォトスタジオ



塗り替えるリニューアル②



本店である新南部店に続き、次に浜線店から依頼を受けた改修内容は、

①スタジオが手狭なため広げたい

②雨漏りを改善したい、

という2つを主軸として、併せて外観・内観を大幅にリニューアルしたいということ。



 元は雑貨屋という店舗物件にスタジオを構え営業していて、そこはアーチ状の外観が特徴的な建物であった。まずはその印象を打ち消す、抜本的なイメージ改善を目指した。内部に関しては、スタジオが狭いことに加えて、スタジオ・子ども衣装・成人衣装・写真セレクトブース・待合スペースの動線が頻雑で、これを整理することから始めた。


 外観のイメージは本店とは異なる方向性にして、写真スタジオだけれど、可愛らしく、思わず入ってみたくなるショップの雰囲気を作ることを目標とした。具体的には、外観の顔となっていたアーチ状のフレームを三角形状の壁面に変更し、外壁の素材を木材や左官で仕上げることで、やわらかい印象を表現した。内装はホワイトカラーを基調として、モルタルやアンティーク加工した木材等を多用している。



エントランスから見えてくるインテリアの仕上げは、正面の壁は漆喰仕上げ、左手カウンターはモルタルとタイルの組み合わせ、右手のシューズクロークはアンティーク調塗装仕上げ、床面はアンティーク調のタイルとフローリング



街合スペースは、子ども衣装メイク・着替え室へのアプローチ、写真セレクトブース、キッズスペース、受付へのアクセスがスムーズになる場所に配置




ショップにディスプレイされているような雰囲気になるよう、子ども衣製スペースをデザイン


雑木のある小道を抜けると、木葺き屋根のスタジオへの入口へたどり着く





インテリアのテーマは「韓国インテリア」。カラーはベージュ・ホワイト・グレーを基本とし、木や塗り壁、ファブリックなど天然素材の質感を大事にコーディネートしています。ショップで洋服をセレクトして購入するようなイメージで衣装選びができるよう、衣装の見せ方にもこだわっています。

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堀川 建築・造形 計画

熊本県熊本市中央区水前寺公園28-23LeParc 2F

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